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2005年4月11日(月)「しんぶん赤旗」

戦後60年を考える

憲法守ろう 思い熱く1300人

茨城で革新懇のつどい 海老名・市田氏が講演


 「戦後六十年を考えるつどい」が十日、エッセイストの海老名香葉子さんと日本共産党の市田忠義書記局長を茨城県石岡市民会館に迎えて開かれました。全国革新懇と茨城革新懇の共催。県内各地から集まった参加者は千三百人。用意した資料がなくなり、立ち見でも会場に入りきれず、ロビーにイスを並べるほどで、憲法を守ろうとの熱い思いが会場に満ちていました。全国革新懇が、この間開いてきた「講演と音楽のつどい」で最高の参加者数となりました。

 海老名さんは、東京大空襲で家族六人を奪われて戦災孤児となった体験を語り、六十周年の今年、慰霊碑と母子像を建立したことを報告。「命ある限り戦争の愚かさ、悲しみを伝えていきたい。憲法九条を守り抜きましょう」と訴えました。「おまえは明るくて強い子だから」との母の言葉と、焼け跡で家族の遺品を見つけたときにもらった半分のサツマイモに励まされて生きてきたとの話に、涙をぬぐう参加者の姿が目立ちました。

 市田さんは、二度と戦争をしないと誓った戦後の原点を踏みにじる憲法改悪、七兆円にのぼる国民負担増に続く消費税大増税が自民党・公明党ばかりか民主党も加わって国民に押し付けられようとしていることを告発。「暮らしを守り、憲法と平和を守るためにも、いまこそ革新懇や日本共産党の出番のとき」とのべ、力を合わせて政治の春を呼ぼうと呼びかけ、大きな拍手が応えました。

 ソプラノ歌手の鈴木あかねさんが透き通る歌声で会場を魅了しました。

 茨城革新懇は、つどいの告知を兼ねたポスター「憲法が生きる新しい日本を」の賛同を募り千七百枚を作成・普及。地元石岡市では婦人会なども実行委員会に加わり協力、成功を支えました。

 石岡市の米原弘さん(72)は「民主団体の催しでこの会場にこんなに集まったのは初めて。これからの運動の弾みになる。元気が出ました」と話していました。