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2004年6月3日(木)「しんぶん赤旗」

不破議長、市田書記局長が

チュニジア外相と会談

「話し合い解決こそ平和の方策」で一致


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チュニジアのベンヤヒア外相(右)とあいさつを交わす不破議長(中 央)、市田書記局長(左)、緒方国際局長=2日、チュニジア大使館

 日本共産党の不破哲三議長と市田忠義書記局長は二日午前、東京九段のチュニジア大使公邸で、来日中のチュニジアのハビブ・ベンヤヒア外相と朝食をともにしながら会談しました。

 ベンヤヒア外相は、「昨年夏、チュニスでの会談以来になります。東京で再会し、会談を再開できてうれしい」とのべながら、不破議長を迎えました。

 不破議長も、チュニスでの会談を今回、東京で継続できることになったとのべ、両者は、この間の友好的な関係の発展を互いに喜びあいました。

 この機会にチュニジア立憲民主連合のアリ・シャウシュ書記長からの友好と連帯のあいさつが伝えられました。

 会談でベンヤヒア外相は、三月開催予定だったアラブ首脳会議が先月、チュニスで成功裏に開催された経過と内容について紹介したあと、北東アジアと北朝鮮問題についての日本共産党の立場をたずねました。

 不破議長は、北東アジアを平和で安定した地域にすることの決定的な意義、その点で日本が担っている二国間、多国間関係での役割、日本共産党が北朝鮮との関係を断絶してきた経過と同時に、日本政府が北朝鮮との交渉のルートを開くべきだという九九年の二回にわたる国会での党の提案、この後にすすめられた国会と政府の活動などについてのべ、拉致問題も核問題も平和的に話し合いで解決することの重要性を強調しました。

 外相は大きくうなずきながら、「われわれも話し合い解決を外交方針としており、平和的な解決は共通のレシピ(方策)」だとのべ、北アフリカ、イラク、パレスチナなどについての立場、外交分野で話し合い解決のためにすすめてきた活動についてのべました。

 不破議長は、中東問題について、歴史的視野で見れば、パレスチナとイスラエルの二つの国家の共存という考え方の定着がひとつの前進であるとしながら、この問題の解決のためには地域に加えて国際的な枠組みのなかでの解決がいっそう重要だとのべました。またイラク問題について、国連の役割が大きな問題になっているが、最大の焦点は、本当に国連中心の枠組みをつくるのか、国連がアメリカの占領体制に補助的な存在として組み込まれるのかにあり、その点を見極めていくことが大事とのべ、イラクに主権を返還するというアラブ首脳会議での共通の意思が実行されることが重要だと強調しました。

 両氏は、意見交換した北東アジア、中東地域をはじめすべての問題で、平和的に、話し合いを通じて解決することが重要だという点で一致しました。

 会談には、日本側から緒方靖夫国際局長・参議院議員が、チュニジア側からモンダスール・ワリ通信技術交通担当長官、サラ・ハンナシ駐日大使、モハメッド・エジーン・シュレイファ外務省アジア局長が参加しました。