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2004年5月15日(土)「しんぶん赤旗」

パンフ一気に配り広く有権者の中に
支持拡大飛躍、党勢拡大の連続前進へ

参院選勝利へ 全国都道府県委員長会議開く


 全国都道府県委員長会議が十四日、党本部で開かれました。政界をとらえている年金問題をどうみて、国民に訴えていくかを明らかにし、年金問題についての党の姿と政党状況を積極的に訴え、参院選の投票日まで二カ月をきり、激しいたたかいが展開されている五月、党活動全体の飛躍を必ずかちとることを目的にしたものです。市田忠義書記局長が報告、不破哲三議長が年金問題について補足発言し、それにもとづいて活発に討論しました。


市田書記局長が報告

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 市田書記局長は、まず、年金改革をめぐる諸問題について報告。政府案は(1)十四年連続保険料の負担増(2)給付の一律15%カット(3)庶民増税と消費税増税に道を開くだけでなく、保険料は「固定方式」で上限を決めている、給付水準は現役世代の50%を確保するという政府の説明が党の追及によって、ごまかしであることが明らかになったと指摘。「政府案は廃案に」というたたかいを励まし、すすめようと力説しました。

 また、年金問題にかんする自民、民主、公明の三党合意についても、政府案通過を密室協議で国会におしつけるものだったと厳しく批判しました。

 国会議員の年金未加入問題・保険料未納問題にも言及。国会議員は年金制度を決める権限をもっており、国民の「未納」問題についての怒りもそこに向けられていることをのべ、日本共産党が他党にさきがけて全国会議員の国会議員になって以降の調査結果を公表したことの意味を解明。国会議員とそれ以外の人を区別することについて、国民年金を払っていない人が一千万人を超え、年金の空洞化がすすむなかで、改革をいうなら現状を打開することこそ緊急にもとめられていることを鋭く告発し、党の年金改革の提案を積極的におしだしていくうえで重要だとのべました。「年金問題一つとっても、いまこそ攻勢的にうってでて、党の姿と、自民、公明、民主の各党の状況を語り、党の役割、前進の意義を大きくおしだそう」とよびかけました。

「二つの力」が積極的変化を

 市田氏は次に、大会後の党活動の到達点について報告しました。大会後の四カ月で、党内に「頑張れば参院選で前進できる」という確信が広がりつつあり、その力になっているのが(1)新しい綱領をはじめとする大会決定を全党に徹底する努力(2)「しんぶん赤旗」読者三割増の提起とそれにもとづく奮闘だと解明。この「二つの力」が、全党の積極的変化をうみだし、党活動の多面的な発展を促進していると強調しました。

 大会決定の徹底の努力では、ハイライトビデオが全党で七万本つくられ、かつてない規模で活用されています。党勢拡大では、三割増をめざす「赤旗」読者拡大目標と「五十万の党」にふさわしい党員拡大目標を正面にすえ、読者拡大では二、三、四月と三カ月連続で全都道府県が前進し、約二十万人の読者を増やし、購読中止を差し引いて五万七千八百人の読者の純増をかちとる十数年ぶりの成果をあげました。党員拡大は三カ月で約二千七百人を増やし、約五百人の前進となりました。この課題への挑戦をつうじて、指導と活動の質を変え、惰性をたちきって党の力を引き出したこと、つながりへの働きかけ、「全国が一つ」の運動が全党的な連帯感をうみだしたとのべました。

 また、この努力が対面・対話を中心にした支持拡大、演説会、中間選挙、職場支部や「タテ線」分野の活動強化など、党活動の多面的な発展につながっていることを指摘。投票日まで二カ月をきったいま、全党の活動の到達点の全体を確信にし、それぞれの積極的教訓を生かしきり、すべての活動をさらに大きく発展させることが大事だと強調しました。

当面の活動で留意することは

 市田氏は、当面の活動の留意点について報告しました。比例代表選挙で前進をかちとることを全国どこでも選挙戦の文字通りの中心にすえることの大切さを強調。比例で五議席を絶対確保するため、総選挙比133%以上の得票を絶対の責任として、決めている得票目標・支持拡大目標を期日までにやりとげること、七現職区では比例五議席絶対確保とともに、選挙区の議席を必ず守るという「二重の任務」をやりとげる必要があると指摘。パンフレット『こんにちは日本共産党です』の配布完了を急ぎながら、三割増の読者拡大、「五十万の党」をめざす党員拡大をやりきる独自追求と、おう盛な宣伝、過去最高の対話・支持拡大を超えることなど、全体の飛躍をつくる必要があるとのべ、その点で二つのことをのべしました。

 一つは、『こんにちは』パンフを使った対話・支持拡大の飛躍です。もう一つは、パンフを活用し、宣伝カー、ハンドマイクの総出動で広範な有権者への働きかけを一気に強めるなかで、党勢拡大の独自のとりくみを堅持することの重要性です。五月の読者拡大の到達点は、四月の同時期の51%、三月の38%であり、読者拡大を選挙勝利のための中心課題と位置づけ、三割増に挑戦するなかで、党員拡大とともにその前進が全党を元気にしてきたとのべ、選挙が迫ってきたと党勢拡大を脇に置いてはならないと指摘しました。

 こうした活動をやりぬくカギが、支部を主役に全党員の活動参加を基本に、後援会の協力をえてすすめることにあるとのべ、ハイライトビデオを活用した大会決定の読了・討議の重要性を強調。他党が重要な事態に直面しているいま、まさに党のがんばり時であり、党を語れば輝くときだとのべ、有利な条件をくみつくして五月の活動で必ず飛躍をつくりだそうとよびかけ、報告を結びました。

“政治的解明を力にしていく”

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活発に討論された全国都道府県委員長会議=14日、党本部

 午後からの討論では各都道府県委員長が発言。不破議長や市田書記局長の年金問題についての解明に、「正念場の五月、年金問題の政治的解明を大きな力にしていきたい。他党にさきがけ調査し公表するなど党の対応が政治的な流れになっている。公明党のいまになっての公表など他党の対応と比べ、党の道理ある態度が鮮明になっている。きょうの解明を早く全党に徹底し力にしたい」(大阪)、「年金未納問題への対応、年金改悪の問題点、党の改革案をよくつかんで攻勢的にうってでる大切さが他党の対応との関係で明らかになった」(福岡)とこもごも確信と決意をのべました。

 同時に党大会後、新しい綱領や大会決議を読了、討議を力に読者三割増や党員拡大への挑戦が新しい前進、活力をよびおこしていることについて「この方向を発展させていけば勝利への道がひらける」との確信を語りました。

 そのうえにたって参院選投票日まで二カ月となった五月、「有権者の中で反響をよんでいるパンフレット『こんにちは日本共産党です』をすでに二地区が配布を完了し、全府的に十六日までに配り、全有権者規模への働きかけをタテ、ヨコ十文字でやりぬく。一万本のハイライトビデオを活用し支部主役で全党員のたちあがりをつくり、支持拡大、読者三割増、党員拡大を勝利に必要な規模に広げていく」(京都)、「総選挙や札幌市長選の結果から、重い気分があったが、党大会後のとりくみは、この雰囲気を一変させている。演説会も明るい温かいもので、パンフの活用を位置づけ直し、党勢拡大の独自追求を強め、五月の飛躍をはかりたい」(北海道)と発言しました。

 さらに「中小都市で開いた演説会はかつてない規模で案内活動をすすめ保守・無党派の人々が多く参加し、党の政策・姿に共感してくれている。支部主役にこの流れを加速させたい」(神奈川)「総選挙後の情勢の特徴は“二大政党”の一つとみられている民主党への支持が急速に減り、無党派層が急増していること。『こんにちは』パンフを配り対話・支持拡大の大波をつくり、このなかで党勢拡大を独自に追求し勝利をかちとりたい」(東京)との発言がつづきました。