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2004年1月19日(月)「しんぶん赤旗」

平和のルールを守る立場に
立つのが日本の名誉

イラク派兵承認案 徹底審議を

テレビ討論で 市田書記局長が主張


 日本共産党の市田忠義書記局長は十八日、フジテレビ「報道2001」とNHK「日曜討論」に相次いで出演し、各党幹事長と討論しました。このなかで、イラクへの自衛隊派兵について、戦後はじめて武装した自衛隊を現に戦闘が行われている地域に出す「二十一世紀の日本の進路にかかわる大問題」とのべ、派兵に強く反対を表明。その上で、国会に提出される派兵承認案について、「本会議で国会議員全体に趣旨説明し、きちんと議論すべきだ」と徹底審議を求めました。


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「日曜討論」に出演する市田書記局長=18日、NHKテレビから

 市田氏は、「(派兵の)実施要項は概要が発表されているだけだ。派遣部隊の人数もC130(輸送機)の機数も書いてない」と指摘。「閣僚でも読んでいる人は限られており、概要しか(国民に)明らかにされていない状況で承認を求めている」と批判しました。

 フジテレビの番組の中で、自衛隊に死傷者が出たら、早急に撤兵するのは「汚辱」「不名誉」とコメンテーターがのべたことについて、市田氏は「何をもって名誉というかだ。世界中が軍隊を出しているように言うが、三十数カ国だ。国連安保理事国十五カ国のなかで軍隊を出しているのは四カ国だ」と指摘。「国際的な平和のルールを守る立場に、日本国憲法をもつ日本が立つのが、日本の名誉だ。軍隊を出して占領軍に協力加担することは、かえって不名誉なことだ」とのべました。

 また、通常国会での論戦について、市田氏は「平和、暮らし、憲法について骨太の議論を、国民の切実な要求に基づきながら、展開していきたい」と強調。「くらしと営業も深刻で、二〇〇二年を起点に四兆円、来年度予算で向こう三年間に新たに三兆円の負担増だ。これだけ景気、暮らしがたいへんなときにそういう負担増が押しつけられようとしている」とのべ、平和と暮らし、憲法を守る論戦に取り組むことを強調しました。