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2003年8月24日(日)「しんぶん赤旗」

全日本民医連創立50周年

市田書記局長のあいさつ

(要旨)


 二十三日に行われた全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)創立五十周年記念レセプションで、日本共産党の市田忠義書記局長のあいさつを紹介します。


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民医連創立50周年記念集会・レセプションであいさつする市田忠義書記局長=23日、東京・文京区、椿山荘

 民医連の創立五十周年おめでとうございます。日本共産党を代表して心からお祝い申し上げます。

 民医連の理事でもある小池晃参議院議員と先日、話をしていましたら、「この頃、民医連の知名度が大変高くなった」といっておられました。

 有名になったのは、なにも自民党や公明党などが、国会まで使って反共・反民医連攻撃をやったからだけではありません。

 今日、日本の医療において外来で2%、訪問看護ステーションの一割を民医連が担っている。毎年百人をこえる医学生が民医連に参加してきている。すなわち、医療、介護、医師の養成など、どの分野をとっても、民医連がなくてはならない存在になっているから、有名になったのではないでしょうか。

 民医連にたいするさまざまな攻撃が加えられました。その背景には、民医連が国民にとってなくてはならない存在になっている。人の命、尊厳を守りたいと願う多くの人々のよりどころになっている。その影響が広がることを恐れる勢力がいるからだと思います。

 しかし、彼らに未来はありません。みなさん方は、自浄能力を見事に発揮し、自ら問題の原因を究明しつつ、地域の住民とともに問題の解決にあたられました。

 川崎協同病院は、ビラの全戸配布はもちろん、一万世帯を直接訪問。京都の中央病院の医師団も、カルテにもとづいて亡くなった患者さん宅を一軒一軒、訪問されたと聞きました。この取り組みを八月十八日付のある新聞も高く評価していました。日本のどこにこんな病院があるでしょうか。

 大変な困難に直面しましたが、試練にたえ、逆にそれを通じて鍛えられ、権威と信頼を高められました。こんなにすばらしい病院をつぶしてはならないと、住民も立ち上がりました。

 創立五十周年の今日、小泉政治によって深刻な事態に直面しています。昨年来の医療大改悪で、受診の抑制と健康破壊、医療現場の過労死までおきかねないような深刻な労働強化と人手不足が拡大しています。

 その根本に社会保障には大型公共事業の半分しか税金をかけないという世界でも例のないゆがんだ財政政策があります。その逆立ちを根本から変え、国民のいのちと暮らし、働くルールを守る政治を実現することは切実、急務です。

 改悪は強行されましたが、小泉自民党内閣の「賞味期限」は切れつつあります。この内閣に期待をよせた医師会、歯科医師会に大きな変化が生まれています。日本歯科医師会の代表は「民医連との間には壁がない」と語り、小泉政権の打倒を決議した医師会も全国各地にあると聞きました。これら変化をつくるうえで民医連は大きな役割を果たしています。

 二十一世紀が、人の命が何よりも大事にされる世紀となるよう、私たちもみなさんとご一緒に大いに奮闘することを述べ、あいさつとします。