書記局長の窓のページ
定例記者会見 窓 人・であい リンク

2003年7月15日(火)「しんぶん赤旗」

京都 市田書記局長が青年とトーク集会

前に進む力もらった 21世紀が明るくなった

あきらめない生き方をと入党者も


 「前へ進む力をちょっともらった気分です」「二十一世紀が明るくなった気がします」。十二日に京都市で開かれた日本共産党の市田忠義書記局長と青年たちのトーク集会は、参加した青年・学生が関心、模索、悩みを率直にぶつけ、市田書記局長が大きな展望と未来を語ってそれに答えました。集会は参加した青年たちを励まし、多くの共感をよびました。このとりくみを通じて青年八人が入党、民青同盟への加盟もありました。

 「市田書記局長と話そう 21世紀の世界と日本・私たちの生き方」と題した集会は、市田書記局長の講演は四十分で、質疑応答には一時間二十分を当てるという形式。

 「僕自身あまり一方的に、こーなんだみたいな話はきらいなんですけど、話のあとにさまざまな質問に答えてもらうというのはすごく新鮮でした。いろんな人の悩みが聞けて、それに柔軟に答えてくれることは、また一つ自分の視野が広がった感じでよかった」(男子学生)、「自分では考えがまとまらなくて質問できひんかったけど、人の質問とかでも『あ、これうちも聞きたい』ってのがわりとあって、やっぱ皆、不安なこととか聞きたいことは似てるんやなって思った」(女子大生)と好評でした。

職安いったが仕事がない

 「質問のある人」。司会者の声に会場いっぱい二百人の青年から先を争って手があがりました。

 「世界中の反対にもかかわらず、なぜアメリカはイラク戦争を始めたのか」「学費が高すぎる。政府は学ぶ側の現状をどう考えているのか」「働いても働いてもものすごく忙しく賃下げも。展望は突破口はあるのでしょうか」「職安へいったが思うような仕事がない。展望は?」……。

 青年たちを取り巻くきびしい現実と格闘する中で生き方への模索が質問となって飛び出します。

 市田書記局長はその一つひとつに、自らの人生経験、国会議員や書記局長としての活動を織り交ぜながら丁寧に答えました。歴史を百年単位、世紀のスケールでみること、川の表面には、ときに渦や逆流が現れるが、底では本流がとうとうと流れており、そこに確信をもつことなど、綱領改定案も示して二十一世紀の展望を語り、その主人公となる青年たちに「人間的成長と社会進歩を重ね合わせて生きてほしい」とよびかけました。

市田さんの訴えに共感

 私立大学から参加した二回生の男性は、集会終了後に会場でおこなわれた「感想・交流会」で次のように語りました。

 「利潤追求型の社会が要求する、能力を高めることに追われ、仕事が忙しくて趣味とかの時間がとれない、いまの社会は人間の本当にやりたいことができない仕組みになっている。自分は本当にやりたいことを見つけられずに悩んでいた。だから、この社会や政治のあり方に原因があるという市田さんの訴えには共感できる」

 この学生は、集会後、仲間のよびかけにこたえ入党しました。

 寄せられた参加者の感想文には。「毎日ほんまに忙しくてフラフラだったのですが、あきらめたらアカンと思えて良かった。ちょっとウルウルしました」「物事の流れの本流を見ることが大切だというのがすごくいいと思いました。私もがっかりすることが多いけど、大もとの流れを見て自分は何をすればいいか考えていきたい」……。

いくつものドラマ誕生

 集会が終わると、会場は、感想を語り合う学生たちや青年・学生党員が、一緒に参加した仲間に入党、民青同盟加盟を訴えるために誘い合って別会場に向かう姿が見られ、いくつものドラマが生まれました。

 民青同盟員の看護学生は入党よびかけに熱い思いを打ち明けました。

 「きょう周りの青年たちが、自分も大変な状況なのに、それをどうやって変えるか、まじめに考え、質問をしているのを見てすごいと思った。市田さんが、まじめに質問にこたえていることにも感動しました。これが共産党なんだと思った」

 両親は党員。三月に入党を働きかけられたときには「親を見ていると、あんな活動は自分にはできない」と。「いまは、親も尊敬している。ああいう生き方もいいなと思う。きょうは、“入っちゃおかな”という気分」と入党しました。

 「しんぶん赤旗」日刊紙配達などを手伝っている私立大学一回生の男性はいいました。

 「市田さんは、一歩でも二歩でも社会を平和と進歩の方向に進めるために自分の力を少しでも役立てようという生き方と、歯車を逆に回そうとしたり、傍観者の立場に立つ生き方とがあるといっているのを聞いて“傍観者って僕のことをいわれている”と思いました」

 「でも、社会主義については、ずっと疑問をもっていました」

 青年トーク集会の帰りに、大学の仲間や成宮まり子衆院京都四区候補から綱領改定案の内容を聞きました。「学校では社会主義は自由がないと習ってきたが、綱領改定案に書いてある社会主義は全然違う」と長年の疑問も氷解し、入党を決意しました。

 「共産党がめざしている社会主義はよい社会だと思う。でもいまの社会にたいする政策は」。綱領改定案に、ある学生は教育問題を中心に質問。党の教育政策を聞いて「自分のいいたいことと一緒だ。競争主義・管理主義教育がはびこるなかで『学習内容を子どもの発達段階に即した系統的なものにする』というのは大事だ」といいます。党員の「自分のおかれている現状から出発して活動するところなんだ。一緒にやろう」とのよびかけに「やってみようか」と決意しました。