書記局長の窓のページ
定例記者会見 窓 人・であい リンク

2003年7月12日(土)「しんぶん赤旗」

世界と日本の現状をどう見るか

自民党政治を打破する

日本共産党の躍進を訴え

京都 市田書記局長が記念講演


写真

市田忠義書記局長の講演を聞く会場いっぱいの「つどい」参加者 =11日、京都市

 日本共産党京都府委員会は十一日夜、京都市のシルクホールで、衆院選・参院選勝利を掲げて「日本共産党創立八十一周年記念のつどい」を開き、市田忠義書記局長が記念講演し、千二百人が参加しました。

 中井作太郎党府委員長が主催者あいさつし、宮城泰年本山修験宗宗務総長が「常に平和の声と政策を掲げる日本共産党」に期待を込めて激励しました。狂言役者の茂山千之丞さん、哲学者の鶴見俊輔さん、橋本洋一南山城村長、難波久士加茂町長、濱岡六右衛門網野町長がメッセージを寄せました。

 衆院小選挙区各候補と、西山とき子参院議員が決意を表明。国会用務中の衆院京都一区・比例近畿ブロック候補、穀田恵二衆院議員が文書であいさつしました。

 市田書記局長は冒頭、あわただしい動きをみせる総選挙、参院選での躍進へ大きな支援を訴えたうえで、筆坂秀世前参院議員のセクシュアルハラスメントについておわびするとともに、党の立場を説明、政治的、道義的に信頼を受けるよう力をつくす決意をのべると大きな拍手が送られました。

 「世界と日本の現状をどう見るか、その打開の方向をご一緒に考えたい」と話をすすめ、世界中の反対運動のなかアメリカが強行したイラク攻撃について「無力感を感じるとの声もあるが、一日一日の明るさ暗さではなく、長い目で歴史を見ることが大事」と強調。ベトナム戦争で機能しなかった国連が、今回、最後まで米の圧力に屈しなかったことなど世界の動きをふり返り、人類の歴史は確実に進歩していると力説しました。

 また、この間の日本共産党の野党外交が、国際世論をつくるうえで大きな力を発揮したと報告して、対極にあるのがイラク戦争を支持し、有事法制、イラク派兵法を強行する自民、公明と小泉内閣だと指摘。二つの国政選挙で厳しい審判をと呼びかけました。

 くらし・経済問題では、高い失業率など小泉経済失政に加え、政府税制調査会が、消費税率二ケタなど庶民増税の一方で大企業減税を打ち出し、これらを推進するため日本経団連が自民党への政治献金再開を表明したと指摘。大企業本位の政治を絶対許すわけにはいかないと訴えました。

 「今やるべきこと」として、日本共産党が提唱する「深刻な経済危機から国民の暮らしを守るための四つの緊急要求」を示し、有効性はサービス残業解消で百六十万人の雇用が生まれるとの民間研究所の試算でも明らかだと強調、実現への広い共同を呼びかけました。

 いま日本の政治に必要な、自民党政治に対決する対抗軸と打開の方向を示すことのできる日本共産党の役割を力説。党綱領改定案にふれて入党を訴え、新しい希望ある政治へともに奮闘しようと呼びかけると、「よし」というかけ声や大きな拍手が送られました。

 初めて市田氏の話を聞いたという西京区の女子学生(19)は「平和の運動を頑張って進めてきたのに有事立法が通ってがっかりしていましたが、共産党が世界の人と手をつないで平和のため努力していることを知り、わたしもがんばりたいと思った」と話しました。