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2003年7月6日(日)「しんぶん赤旗」

本当の改革、展望示す
革新懇のさらなる前進を

全国革新懇総会 市田書記局長の発言


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全国革新懇第23回総会で発言する市田忠義書記局長=5日、東京・神田錦町の学士会館

 五日の全国革新懇二十三回総会での討論で、日本共産党の市田忠義書記局長は、平和・外交問題における今日の情勢と革新懇の果たす役割について発言しました。

 市田氏は、イラク戦争や有事法制成立などで「反戦平和運動は無力ではないか」と悲観的に情勢をとらえる見方があることについて、大阪での不破哲三議長の講演なども紹介しつつ「一年一年の明暗で見るのではなく、世紀的なものさしで大きな歴史の流れをとらえることが大事だ」と指摘。アメリカの覇権主義が勝利したのではなく、国連も国際社会も圧力に屈しないという外交的敗北のなかで戦争に突入せざるをえなかったのが実態だとのべました。そして、「国連は、無力どころか、戦争を食いとめるために今回ほど機能を発揮したことはなかった。特筆に値する役割を果たした」とのべました。

 そういう力をつくりだしたのは、非同盟運動やサミット諸国の中に生まれた平和と理性の流れ、中国の役割とともに、草の根から地球的規模に広がった空前の反戦・平和運動であり、その一翼を担ったのが革新懇運動だったと指摘。「国連は以前は大国の戦争にまったく無力だったが、今では大きな連帯の輪が世界的規模で広がっている。この巨大な変化は一過性のものではなく、簡単には後戻りできないことに確信を持つことが大事だ」とのべました。

 こうした世界の流れに照らして異常なアメリカ追従を続ける小泉内閣を批判しました。同時に、「その根底には安保条約がある。有事法制に民主党や自由党が賛成したのも、安保賛成で自民党と同じ土俵に立っている現れだ」と指摘。この自民党政治を変革する対抗軸を示しているのは政党では日本共産党であり、国民の運動では革新懇だと強調し、「三つの共同目標を掲げ、本当の改革の旗印と展望を示している革新懇が今ほど輝いている時はない」とのべました。

 さらに組織面から革新懇運動を見ても、地域革新懇が一九八一年に七十五であったのが今では五百七十五に増え、職場革新懇も百七十三を数え、革新懇ニュースの読者も八三年の六千八百から二万人以上になっていることをあげて、「長い視野で見れば着実に大きな前進をとげている」と強調。「自民党政治の矛盾が極限に達しているもとで、入り口は何であってもいいが、当面の問題とともに問題の根本に迫る改革を国民は求めている。それを示すのが革新懇の三つの共同目標であり、今ほど出番のときはない。さらなる前進を勝ち取るために力を尽くそう」と呼びかけました。