書記局長の窓のページ
定例記者会見 窓 人・であい リンク

2002年12月19日(木)「しんぶん赤旗」

政策そっちのけ、悪口だけの公明党 ――でたらめな攻撃にこたえる

西東京市議選

市田書記局長の演説(要旨)


 日本共産党の市田忠義書記局長が十八日、東京・西東京市議選挙の応援で、同市の西武新宿線田無駅北口で行った演説(要旨)は次の通りです。


 

6候補全員の必勝を訴える市田書記局長=18日、東京・西東京市、田無駅北口

 今度の選挙は、みなさんのくらしと福祉がかかった大事な選挙です。国政にも大きな影響を与えます。日本共産党は議員定数が大幅に減る中で、市民のみなさんの福祉とくらしを守るためにどうしても必要な六人の当選をめざして全力でがんばっています。住んでいてよかったといえる西東京市にするために、みなさんの大きなご支援を心からお願いします。(拍手)

 市田氏は、国民負担増で日本経済の危機をいっそうひどくする小泉内閣の悪政を告発し、くらしと営業を守る「四つの緊急要求」をかかげて国民的な共同を広げる先頭にたつ日本共産党の値打ちを強調。西東京市議選について「市民にいままで以上の負担をおしつけて、高いビルなどの建設を促進するのか、それとも市民の声を素直に市政に生かして、福祉・医療・教育の充実したまちづくりをめざすのかが一番の争点」とのべ、国保料、下水道料金などの市民負担増計画をくいとめる確かな力となる日本共産党の躍進をと訴え、次のように続けました。

駅エレベーター、エスカレーター設置問題――事実を偽る公明党の宣伝

 日本共産党の市議団は、市民のみなさんのどんな願いにも耳を傾け、現地に足を運び、道理ある主張と住民の皆さんとの共同で一歩一歩問題を解決する、これを目標にしています。西武線ひばりケ丘、東伏見、西武柳沢の各駅にエスカレーターやエレベーターが設置されたのもそうした運動の成果です。(拍手)

 九五年に「ひばりケ丘駅周辺の環境を考える会」を結成したのを始まりに、旧保谷市・田無市への請願書・陳情書提出、市や西武鉄道との交渉を繰り返し、署名も集めるなど七年ごしの運動のすえ、今年六月の市議会本会議で市当局が「ひばりケ丘南口に来年度(二〇〇三年度)から事業をすすめる」と答弁したのです。この九月には、こんどは北口にエスカレーターとエレベーターをという陳情が、全会一致となりました。(拍手)

 私たちは、この要求が市議会全体の要求になったことに大変喜んでいます。公明党や自民党のことをあとになって賛成にまわったからといってハイエナなどというつもりはありません。ところが公明党はこともあろうに「共産党はエレベーターやエスカレーターに反対した、これは公明党の実績だ」といい始めた。

 私は、公明党が自分の支持者の人や創価学会員に、「自分たちもおそまきながら賛成した」と説明するのはいいと思うのです。しかし、「自分の手柄だ」という。いくらウソが専売特許とはいえ、これまで暑い日も寒い日も署名を集め、一生懸命運動してこられた皆さんの努力を冒とくすることになるのではないでしょうか。(「そうだ」の声、拍手)

 しかも、「共産党は反対した」などとウソをついてはいけません。国民に誤った情報を意識的に流し、国民の正しい判断を狂わせる、これは民主主義に一番反するやりかたです。しかも選挙という、民主主義にとって一番大切なときには、絶対やってはならないことではないでしょうか。(拍手)

拉致問題解決に全力あげた日本共産党に八つ当たりする公明党

 公明党は選挙に入ってから、宣伝カーで、政策そっちのけで、いつものように日本共産党の悪口をいいふらしています。拉致問題で、「日本共産党が追及を棚上げした」とか「日本共産党は北朝鮮と親密な関係を続けた」などというものです。

 しかし、大韓航空機爆破事件など北朝鮮の誤った行動を一番強く、厳しく批判してきた党が日本共産党でした。拉致について、北朝鮮の犯行の疑いが強いと政府に最初に認めさせたのも日本共産党でした。拉致被害者の増元るみ子さんの家族が一番怒っていたのが、公明党の浜四津代表代行の冷たい態度だったことも明らかになってきた。そして、公明党こそ、北朝鮮を天まで持ち上げていた、まるで兄弟のような関係だったことが次々明らかになっています。

 七〇年代の初め、金日成の個人崇拝が押しつけられた時代に、竹入(義勝)公明党委員長を団長とする訪朝団を送り、金日成を天まで持ち上げる共同声明まで発表していたこと、一九九七年、金正日が総書記に就任した際、「公明」の藤井富雄代表が「建国の父、故金日成閣下の魂を継承され、金正日閣下の指導体制の下でのご繁栄」を願うという、祝電をおくっていたことが明らかになり、テレビの討論番組でも公明党の代表は謝らざるを得なくなりました。

 窮地に追い込まれて、語る言葉がなくなり、もうつじつまの合わない攻撃はやめるかと思ったら、今度は”朝鮮労働党も昔は共産党という名前だった。同じ共産党だから日本共産党は謝れ”などという理屈を言い始めています。

 みなさん、ここに小泉さんというお名前の方がおられるかどうかわからないが、「小泉首相の経済政策は間違っている、お前も同じ小泉だから謝れ」といっているのと同じことです。そんなことを言う人が世界中のどこにいるのか。(笑い、拍手、「そうだ」の声)

 みなさん、拉致をされた人、その家族、そしてすべての国民がその悲惨なできごとについて、悲しみ、心を痛めているときに、そういう人道上の問題を党利党略の材料としか考えない公明党とは、なんと情けない党か、人の道に反する政党だといわれても仕方がないのではありませんか。(「そのとおり」の声、拍手)

医療事故・事件、党員の不祥事――人命にかかわる問題を党略に、自分たちの腐敗にはほおかむり

 また、公明党は、全日本民主医療機関連合会加盟の病院で起こった医療事故・事件を、無理やり日本共産党への悪口に結び付けようとしています。「その病院に共産党員がいる」というのがただひとつの理由です。しかし、この理屈でいえば、その病院に創価学会員がいれば、創価学会・公明党の責任ということになるではないですか。

 医療事故の問題は、それがどういう病院で起きたものであれ、それぞれの事故の原因と病院としての責任を明らかにし、二度と起こさないようにすることこそが問われます。そして政治の課題は、いま全国の特定機能病院(国が指定した八十二の高度医療を担う病院)だけでも約二年間に一万五千件も発生しているといわれる医療事故の原因を究明し、再発防止のため、医療従事者のありかた、医療機関の体制、医療保険制度の問題などあらゆる角度から検討することです。

 それを、他党の悪口に利用することしか考えられない集団に政党の資格があるのでしょうか。(拍手)

 また公明党は、新潟県の一党員の不祥事まで持ち出して「共産党の体質」といっています。日本共産党新潟県委員会は、事件がわかるとすぐに、その男性の行為は、市民道徳と社会的道義を守ることを第一の義務としている日本共産党員とは相いれないとして、除名処分を決定、直ちに公表し、関係者におわびしました。

 現職国会議員のセクハラ事件、江戸川区議の児童買春事件など、公明党の不祥事は数々あります。内閣官房機密費の背広代、ムネオマネー、砂利船汚職、リクルート汚職、等々、公明党国会議員がかかわった汚職・腐敗・不正も、あげればきりがない。全部あげていたら時間が何時間あっても足りないぐらいです。

 自分たちの腐敗や不祥事には平気でほおかむりしておきながら、他党のことを「体質」だとまで言って攻撃する、世間の常識が通用しない党だということがよくわかるではありませんか。(拍手)

 皆さん、今度の選挙で問われていること、それは明日の西東京市をどうするか、この不況の中で、暮らし・福祉をどう守り発展させるかということです。ところが公明党は、そんなことには何の関心もないようであります。人の生き死ににかかわる深刻な問題や、一党員の不祥事を使って共産党攻撃に悪用するだけ。しかも、つじつまが合おうが合うまいがおかまいなしで、まともな政党なら恥ずかしくてやれないことばかりではないですか。(「そうだ」の声、拍手)

 日本共産党は、西東京市の市政の問題点を皆さんに堂々と訴えてがんばります。この選挙はくらしと福祉を守るたたかいです。同時に、公正な選挙を汚す卑劣な攻撃を打ち破り、民主主義を守るたたかいでもあります。皆さんの大きなご支援を心から訴えます。(拍手、「がんばろう」の声