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日本宗教者平和協議会
結成40周年祝賀会でのあいさつ


 「宗平協」の結成40周年おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。

 「宗平協」は、その名前の通り世界と日本の平和のために、信仰の違いを超えて団結して頑張ってこられました。日本共産党も皆さんとご一緒に様々な分野で、共同してこれたことをたいへん誇りに思っております。

 私ごとで恐縮なんですが、若い頃に私、浄土真宗本願寺派の龍谷大学の図書館に10年ほど、共産党の専従になる前に勤めておりまして、司書の仕事をずっとしておりました。

 あの当時、星野元豊先生にたいへんお世話になりました。京都での活動が長かったということもありまして、初代会長の大西良慶さんをはじめ、幾人もの方々と身近にといいますか、親しくさせていただきました。

 きょうお見えの宮城泰年さん、私の左京の家のすぐ近くにお住まいで、赤旗日曜版で対談をさせていただいたことがございます。鈴木徹衆さんは、革新懇で月1回、代表世話人会でお会いする間柄です。

 それだけに「宗平協」が40周年を迎えらえたのはひとしお感慨深いものがあります。

 「宗平協」40周年の歴史のなかで、特筆すべきことは、歴史の節目といいますか、たいへん複雑な局面で、絶えず原則をまもり筋を通しながら、幅広い共同のために力を尽くしてこられたことじゃないかなと思います。

 例えば、原水禁運動に特定の路線が押しつけられて分裂の攻撃がかけられたときにも、統一の旗を掲げて一致点での共同、そのために頑張られましたし、ベトナム侵略戦争の最中には、ベトナムの宗教者との連帯の活動を非常に積極的におこなわれました。

 靖国神社国営化反対だとか、最近では何といっても戦争法、有事法制反対の闘いのなかで、先進的な役割を果たされました。

 きょうは、大津健一先生もお見えですけど、例えば、戦争法の反対の集会が5月21日でしたかね、明治公園でおこなわれたとき、90団体が呼びかけたんですけども、その内70団体が宗教団体の方々でした。ことしの6月16日の有事法制反対の集会、たしか開会あいさつは宗平協の事務局長がおこなわれたんじゃないかなと思います。

 そういう大事な場面、場面で、「宗平協」の方々がたいへん大きな役割を果たしてこられました。有事法制の問題でいいますと、真宗大谷派も本山修験宗も天台寺門宗もキリスト教の各教団も反対の声を上げられた。

 国会での論戦もありましたけども、やはり私は前の国会で、あの有事3法案の強行を阻止した大きな力は、草の根からのそういう運動があったからだというふうに思います。
 
 いまアメリカのイラク攻撃だとか、臨時国会のなかで有事法制を強行しようという動きがあるだけに、「宗平協」の皆さんの役割ますます大事になってきているんじゃないかなと思います。
 
 世界は一方で戦争の危機が存在していると同時に、平和と進歩の蕩々(とうとう)とした流れも脈打っている。あのアフガンの戦争のときには、しぶしぶアメリカの圧力で賛成した国々も含めて、国連憲章守れ、国際的なルール守れと、イラクへの攻撃だけはひどすぎるという澎湃(ほうはい)とした声が世界各地で巻き起っております。私はそこに21世紀のすばらしさがあるんじゃないかなと思います。
 
 「宗平協」の皆さんの役割がますます重要になっているときだけに、40周年を契機にいっそう、その活動が発展することを祈念すると同時に、21世紀は憲法と国連憲章が生きて輝く世紀になるために、日本共産党としても皆さんとご一緒に力をあわせて頑張りたいと思います。きょうはおめでとうございます。