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2002年10月12日(土)「しんぶん赤旗」

巨大開発の暴走食い止めくらし守る本物の地方政治を

市田書記局長が訴え

舞鶴で1100人


 

市田書記局長の話を聞く演説会参加者=11日、
京都府舞鶴市

 日本共産党京都府委員会は十一日、いっせい地方選挙と中間選挙の躍進をめざし、舞鶴市の市民会館で、市田忠義書記局長を迎えての大演説会を開きました。会場は約千百人の聴衆でいっぱいになり、熱気に包まれました。

 市田氏は初めに、日朝首脳会談、米国がねらうイラク攻撃、経済危機から国民のくらしを守る課題、原発の事故隠しの問題での日本共産党の立場を縦横に語りました。

 この中で、対米公約の不良債権処理を急ぎ、失業増を当然視する小泉政権の姿勢をきびしく告発。かつて京都の蜷川知事が、不況で失業者が相次いだとき「死のうと思っている人は、知事室に来てほしい。死ぬのを思いとどまらせることぐらいのことはできる」とよびかけたことを紹介し、「ここに政治の要諦(ようてい)がある。失業している人の苦しみさえわからないようなら、政治家になるべきではない」と批判しました。

 京都の地方政治の問題に話をすすめた市田氏は、国の冷たい政治から住民のくらしを守る「防波堤」の役割を果たしてほしいという住民の願いに反し、自治体が自治体でなくなる変質が進行していると指摘しました。

 この中で、府総合計画からようやく消えた丹後リゾート開発や、運輸省さえ見直しをいわざるをえなくなった舞鶴の和田ふ頭計画などをあげ、府民の運動と日本共産党地方議員団の徹底した調査と論戦が巨大開発の暴走をくい止め、見直しを余儀なくさせてきたと強調。ところがオール与党の府政は懲りずにムダな開発を進めているとのべ、「日本共産党の躍進で、ムダと環境破壊の大型公共事業を終わりにしよう」とよびかけました。

 一方で「希望ある流れも太く、大きくなっている」と強調した市田氏は、八木町で高校生まで医療費無料化を拡大したことや網野町での町民生活実態調査と、それをもとにした住宅改修助成が府下で広がっていることを紹介。「この流れを本当のものにできるかが問われている」とのべ、「府議会現有十五議席を絶対に守り、前進し、府北部から必ず新しい議席を」と訴えると、会場から大きな拍手がわきました。

 府北部のいっせい地方選と中間選挙の候補者が紹介され、ごの和史府議候補、おざき裕史舞鶴市議候補、大谷いさお伊根町議候補が代表して決意表明しました。

 綾部市の男性(25)は「外交、政治運営をまともにできる政党はどこなのかということで話をされていましたが、きわめてわかりやすかったと思います。北朝鮮との交渉、イラク問題については軍事一辺倒ではなく、交渉ルートを開き、平和的に解決していくこと。政治運営においては国民の暮らしが大変ななか、暮らし・福祉応援型の政治にきりかえるべきだということがわかりました」と話しました。