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JA会長、宮田勇氏就任披露パーティでのあいさつ


宮田勇さんの新会長へのご就任を、こころからお喜び申し上げます。おめでとうございます。
  宮田さんは、全中でははじめて選挙で選ばれた会長さんであります。就任の挨拶で「北海道の大地の風を受け、その大地を耕してきたという自らの経験を生かして多くの課題に挑戦していきたい」と抱負を述べられていますが、全国の農業者の期待もさぞかし高いものと思います。

  いま、わが国の「食」と「農」はかつてない危機に直面しています。
  BSEや輸入野菜の残留農薬問題、食品の偽装など、いまほど「食の安全・安心」が問われているときはありません。本来、安全であることが当たり前の「食」の安全がこれほど問題になる、これはそのまま、食料自給率は40%、穀物自給率は28%という世界一の食糧輸入国になってしまった「農」の危機の反映でもあります。
  ところが小泉内閣は、「構造改革」の名で、国民の主食であるコメに対する国の責任を放棄し、株式会社の農業参入を促進し、家族経営を担い手とする農政の基本をも崩そうとしています。これでは、いっそう「農」の危機を進行させ「食」の危機を深めるばかりであります。
  この点で宮田さんが示された、「コメは基本食料として国が責任を持つのが基本的あり方」「株式会社の農業経営への参入断固反対」などの見解は、大変心強いものでありました。
  すでに農業者と消費者は、「その土地で採れたものをその土地で消費する」という「地産地消」の運動など、自主的で多様な運動に各地で取り組んでいます。
  宮田さんは全中会長として、「農家組合員とのつながり」、「消費者との結びつき」、「地域社会とのつながり」、「国際的な農業者との友好関係」を大切にしていきたいと述べられていますが、その方向にこそ、安全な食料、日本農業の発展の道は開けるものと大いに共感するものであります。

  全国の農協組織のみなさんが、新会長の下に力をあわせ、全国の農家の切実な要求を大事にされ、同時に食料・農業に対する国民の期待にこたえて奮闘されることを心からお願いいたしまして、日本共産党を代表しての挨拶とさせていただきます。