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農民運動全国連合会・全国研究集会でのあいさつ

2002年8月27日


 みなさんこんばんは。日本共産党の市田でございます。農民連の皆さんには、いつも何かとお世話になっておりまして、ありがとうございます。

 私、この一年間を振り返って、農民連の活動と関わってたいへん実感を深めていることがあります。それは農民連の皆さんが、農民の利益と食の安全を守るために広い国民的な立場にたって現実政治を動かす、そういう役割を果たしてこられたことについてであります。

 先の国会でBSE問題について、BSE対策措置法が成立をいたしました。私たちの立場から言うと様々な不満な点もありますけども、野党4党が結束をして、そしてなりよりも農民連の皆さんをはじめとする草の根からの運動が、与党をも動かして、あの法案を成立させることができました。

 これから損害補償の問題が課題になってくるわけですが、こういう問題でも農民連の皆さんが独自に損害額を調査して、それに基づいて農水省交渉をやってこられた。私はこれは今後に必ず生きるし、力をあわせて頑張っていきたいと思っています。

 もう一つは食の安全の問題をめぐって。
これまで政府は生鮮野菜しか残留農薬についての検査をおこなっていませんでしたけども、輸入冷凍野菜についても検査をするという方向に一歩踏みだしました。これも農民連の食品分析センターが、冷凍輸入野菜について農薬残留違反についての告発をされたことが、大きなキッカケになった。

 私は、いまの悪政にただ反対というだけではなくて建設的な提案を示しながら、それを現実に政治のうえで実らすという点で、たいへん大きな役割をこの一年間、農民連の皆さんが果たしてこられた。そのことに敬意を表したいと思います。

 当面の重要な課題としてはコメ問題がありますが、先ほど米穀商協同組合の方が言われましたし、時間の関係で、私、これぐらいにしたいと思います。

 今日のあいさつを準備するために、皆さん方の新聞「農民」、毎週読んでいるんですけど、斜め読みのときもありますから、あらためて読み直してみました。

 私どもの「しんぶん赤旗」の拡大についても、もちろん増やす努力が大事なんですけど、紙面で勝負、一度読んでみたいなあ、読んだら絶対に辞められない、そういう新聞にしていかないと、と常々考えています。

 ただ増やそうというかけ声だけでは、ダメだ。新聞の紙面の魅力で勝負しようということを言っているんですけど、そういう角度で「農民」を読ましていただきますと、なによりもわかりやすい。

 例のコメ政策の見直し問題についての農民連の見解の文書を全部、あらためて読み直してみたんですけど、冒頭部分の導入部が非常にわかりやすい言葉からはじまっていて、これなら長い文書の最後まで読んでみようかな(拍手)、という気持ちになります。わが党の政策をつくる際にも、おおいに参考にしないと(笑い、拍手)、ダメだなと。本当に、おべんちゃらじゃなくて、そう思いました。

 たいへん記事が豊かで読みやすくてためになる。しかも、8月26日号はたしか津軽三味線の高橋竹山さんが一面で大きく載るだとか、女優さんが登場したりですね、肩こらずに読めてかつ中味がある。

 私はきょうの研究集会を大きなバネにして、農民連の皆さんが会員の拡大でも新聞の拡大でもおおいに頑張っていただいて、私ども党勢拡大では苦労しているところでありますけれども、お互いに切磋琢磨しながら、おおいに組織も大きくして、日本の農民の利益あるいは食の安全のためにですね、大きな役割を引き続き発揮していただくことを、心から期待いたしまして、私も大腸ガンもすっかり直りましてので(拍手)、アルコールもOKということになりましたので(笑い、拍手)、おおいに食べて飲んで帰りたいと思います。どうもありがとうございました。(拍手)