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医療改悪法案の参院本会議強行採決後の
参院議員面会所での市田書記局長のあいさつ

2002年7月26日


 どうも皆さんご苦労様です。

 昨日の厚生労働委員会の単独強行採決に続いて、いま本会議で与党だけで単独強行採決が、おこなわれました。

 これは内容の上でもやり方の上でも絶対に認めることはできない民主主義破壊の言語道断の暴挙であります(「そうだ」の声)。お互いに糾弾の声をあげたいと思います(拍手)。

 昨日の厚生労働委員会での採決なるものは、与野党合意の上で審議予定者も日程も決められていながら、4人の質問者の質問権を奪ってまで強行した。採決とは絶対に言えない代物です(「そうだ」の声)。

 野党4党の幹事長・書記局長会談では、この採決はなかった。したがって、委員会に差し戻しなさい、その採決を前提とした本会議の強行は許されない、ベルを押すなと言うことを一致して確認をいたしました。だから、本会議には出席しないという態度をとりました。

 その後、様々な動きがありましたが、野党が結束してこの態度で最後までのぞむことができたのは、私たちの主張に道理があったことを示すことだと思います(「そうだ」の声、拍手)。

 今度の医療改悪法案は、第1に全くまともな審議がおこなわれなかった。小泉内閣と与党は国民の声に耳をかたむける気持ちが全くない。そういう与党と内閣であることを国民の前に示しました。

 これまで重要法案については、国会法51条にも明記されているように、少なくとも中央公聴会を開く、そうなっていたのに開くことをいたしませんでした。

 そして、2600万の人が反対の署名をし、600をこえる自治体が反対決議をあげ、世論調査では6割の人が、反対している。委員会の審議では、自民党の一部の委員まで批判的な意見を述べる。ただ一人、この法案を積極的に通すために最後まで奮闘した党が公明党だったと言うことも、皆さん記憶にとどめておいていただきたい(「許せない」との声)。

 国民の声に全く背をむけた政府・与党に対して糾弾したいと思います。

 二つ目には、審議を通じて明らかになったその内容です。これだけ、暮らしが大変なときに、一兆五千億円もの負担をあらたに国民に強いる。小泉さんは、よく自立自助と言います。国の助けを当てにするな、自ら立ちなさい、と。皆さんそれを言うなら、大銀行や大企業にむかって言ったらどうでしょう(「そうだ」の声、拍手)。

 自ら立とうにも立てない障害者やお年寄り、額に汗して働く国民に、光を当てることこそ、政治の努めじゃないでしょうか(「そうだ」の声、拍手)。

 そして、制度の維持のためには負担増もやむをえないと言う。しかし、そうでしょうか。全く逆であります。こんな負担増をやれば病院への足が遠のいて、病気が重くなる。そうすれば、医療費が増大する。そして、暮らしも景気も破壊されて、保険料収入も税収も減るでしょう。また負担増やらなければならないという悪循環の繰り返しになるではありませんか(「そうだ」の声)。

 やり方の上でも内容の上でも絶対に許せない。与党の多数の横暴で国会は形の上では一応通ったかもしれないけれども、国民の間にこれを押し通すことはできません(「そうだ」の声)。

 たとえ今日通ったと言っても、実施は来年の4月であります。実施を許さない闘いをつよめ、小泉内閣を退陣に追い込んで、解散・総選挙で、自公保悪政推進勢力に、私たちの鉄槌をくだして、新しい政治への転換を勝ち取ろうじゃありませんか(「そうだ」の声)。

 私はあちこちで、一枚のビラが一枚の署名が、そして集会がデモが世論を動かし、歴史を動かす原動力だと言ってまいりました。

 国会論戦と同時に、世論と運動が政治を動かす決定的な力であります。そこにお互いに確信をもって引き続き闘いを強めよう。そのことを呼びかけてごあいさつといたします。   ご一緒にがんばりましょう(拍手)。