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2002年6月21日(金)「しんぶん赤旗」

自公保

きょう衆院通過狙う

書記局長・幹事長会談 市田書記局長が反対


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与野党書記局長・幹事長会談。左から2人目は市田書記局長=20日午前8時30分、国会内

 防衛庁のリスト問題調査報告書の隠ぺい、改ざんで国会と政府の関係が不正常になったうえ、与党が医療改悪法案の委員会採決を強行した問題をめぐり、与野党の書記局長・幹事長会談が二十日午前、国会内で開かれました。この中で、自民、公明、保守の与党三党は医療改悪法案について二十一日の衆院本会議採決を提案。日本共産党の市田忠義書記局長は強く反対しました。

 席上、自民党の山崎拓幹事長は、医療改悪法案について▽同法案が採決された衆院厚生労働委員会の森英介委員長の解任決議案(民主党提出)を二十日に本会議上程・採決▽二十一日に厚生労働委員会に小泉純一郎首相が出席して質疑をおこない、その後の本会議で採決▽二十四日に参院本会議での趣旨説明――という日程を提案しました。

 日本共産党の市田忠義書記局長は「医療改悪法案の委員会採決は、防衛庁報告書隠ぺい・改ざん問題で野党が審議に応じることができないという異常な状態のもとで強行された二重の暴挙であり、委員会に差し戻すべきだ」と主張。与党提案は「本会議の採決を前提にしたもので了承できない」と批判しました。自由党、社民党も反対しました。

 民主党の菅直人幹事長は「(十四日の委員会採決が)異常な採決だったという点では野党四党は共通している」としたうえで「(与党提案は)十四日の異常な形をそれなりにペイするような日程で、同意させてもらう」と回答。二十四日の参院本会議での趣旨説明については「了としていない。参院の日程は参院で協議する」と述べました。

 会談後の記者会見で市田氏は、二十日、二十一日の衆院本会議、厚生労働委員会に出席することは「医療改悪法案の委員会強行採決を容認することにつながり、抗議の意思を込めて欠席する」と述べました。

 防衛庁調査報告書隠ぺい・改ざん問題では、与党三党を代表して山崎氏が「調査報告書の公表にあたって、与党の防衛庁に対する意見表明について、遺憾の意を表明する」と述べるとともに、首相出席のもとで衆院有事法制特別委員会の集中審議を行うことを提案。各党とも了承しました。