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「BSE対策新法」成立に関する報告集会での市田あいさつ

2002年6月4日


 お集まりのみなさんに心から連帯のごあいさつを送りたいと思います。

 先ほど山田さん(衆議院議員・自由党)から、みなさんがお集めになった100万の署名と、4月4日の2000人の集会の話がございました。そういう草の根からの、みなさんの運動と結んで国会の中で、4野党が結束してがんばり抜いた。私は、それが実を結んだ。世論と運動こそが政治を動かす力だということを示したものとして、お互いにこのことを喜び合いたいと思います。

 もともと政府与党は、国会のはじまる前には、BSE対策のための基本法を制定する気持ちなんて、全くありませんでした。今国会に内閣が提出する予定法律案件をみたら、BSE対策の基本法というのは全く書かれてなかった。4野党がみなさんの要求を取り上げて、法案まとめて、文字どおり草の根の運動と結んで、がんばり抜いてきたことが、与党をも動かす。そういう大きい力になったと思うんです。先ほど、藤井さん(自由党幹事長)から、自民党はデタラメだということを言われました。きょうここにある新聞を持ってきたんですけど、よくもまあこういうことが言えるなと思いました。党名あげませんけど(あげた方がいいですよとの声)、日刊紙を持っている政党と言えば、わたしとことこの党だけなんですけども、「同法案は自民、公明、保守の与党3党がとりまとめをすすめてきたもので、消費者の不安解消と関係業者の経営安定への効果が期待されております」。まあよくもぬけぬけと、こういうことが言える不公明な党だなと感じました。

 北海道で4頭目のBSEの感染牛が発見されたんですけども、これまでの4頭全部、1996年の春に生まれているわけです。1996年と言えば、確かその4月に、世界保健機関から、肉骨粉の禁止という勧告があった。それを「行政指導」にとどめたことが、こういう事態をまねいたわけで、しかもBSEの検討調査委員会で、「政府の重大な失政だ」「政策判断の誤りだ」という認定がされたわけですから、これはわたしは国賠法による故意、過失にあたることは明らかだと思うんです。農民連の調査よると、生産者の被害総額が60億円をこえる。流通業者や小売業者の被害をあわせると、4000億円。これにたいする十分な損害補償は、ほとんどやられていない。法案が、きょう衆議院本会議で通過しますが、損害補償をどう勝ち取っていくかというのが、これからの闘いに、わたしはかかっていると思います。

 だいたい食の安全や安心というのは、その土台に政治にたいする信頼がなければ確立できない。ところが政治にたいする信頼をあらゆる分野でことごとく失いつつあるのが、いまの小泉内閣だと思います。野党4党は先日、小泉内閣の即時退陣を求めて共同してがんばるということを確認いたしましたが、そのためにがんばると同時に、みなさん方の要求実現のために、引き続き4党が結束して奮闘しぬくということを申し上げて、ごあいさつといたします。