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ハンセン病
全療協が結成50周年
市田書記局長らあいさつ

2001年11月15日(木)東京・椿山荘
「しんぶん赤旗」2001.11.16(14面)



全療協50周年記念集会会場  「結成以来の先輩の努力に、改めて感謝の気持ちでいっぱいです」。全国ハンセン病療養所入所者協議会(全療協)栗生支部の田中梅吉副会長(68)は感慨深げに語りました。

 十五日、東京・文京区の椿山荘で、全療協の結成五十周年と運動史『復権への日月』(光陽出版社、四百十ページ、三千円)出版記念集会が開かれ、全療協十三支部の代表や弁護団、支援団体代表ら二百人が参加しました。

 全療協は一九五一年に結成され、療養所入所者の人権回復や生活改善などに尽力してきました。

 高瀬重二郎会長は、結成以来の五十年を振り返り、強制隔離・絶滅政策を「人間の尊厳とすべての権利を奪った、日本国憲法下での最大の人権侵害。国による組織的・計画的犯罪」と批判。同時に「多くの支援と協力を得たことを、今後の教訓にしたい」と全面解決への決意を語りました。

 日本共産党からは、議員懇談会顧問の市田忠義書記局長と、同副会長の瀬古由起子衆院議員が出席。市田氏は、「全療協の五十年の歩みは、骨を削り、血でつづった運動の歴史だったと思います。『五十年史』を読んで、私は涙をおさえることができませんでした」と切り出しました。

 さらに、この五十年史にふれて、「序文にもあるように、"泥くさくても、自分で書き上げることが闘いの一環"との思いに感動しました。『本音と事実』こそがもっとも鋭い告発になり、読む人の心を打ちます」と語り、「全国各地の療養所での命がけのたたかいが、人間回復への道を切り開いたと思います。この五十年史が多くの人に読まれることがのぞまれます」と語りました。