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テロ、リストラから結婚まで
市田書記局長がズバリこたえます
"人柄にじみでてました"

2001年11月4日(日)赤旗まつり
「しんぶん赤旗」2001.11.5(2面)



市田書記局長  テロ根絶やリストラ、狂牛病問題などから結婚観まで――雨天一過の四日の赤旗まつりの中央舞台。市田忠義書記局長と参加者が一問一答で交流する「市田書記局長がズバリこたえます」では、市田さんの柔らかい受け答えに、会場は笑いと拍手があふれました。司会は大内田わこ赤旗編集局次長。

「書簡」への各国の返事は

 「書記局長になった翌々日にNHK討論に出演したときは、前の晩は眠れませんでした。それと同じくらい緊張しています。みなさん、お手柔らかに」と会場の笑いを誘った市田さん。テロ問題についてはいくつも質問が出ました。

 東京の二十七歳の男性は、「テロリストに、法にもとづく解決は通用するのか」と質問。市田さんは、「今度のテロ問題は、世界中どこで被害にあうか分からないことを示しました。だからこそ、国際社会が一致団結し、法にもとづいて、テロ組織を孤立させて追いつめることが最も確実な道です」とズバリ。

 テロ反対で一致していた国際社会に、アメリカ等の武力攻撃で亀裂が生じていることを示しながら、「国際法では、あだ討ちというのは禁じられています。報復戦争は、テロ根絶にもプラスになりません」と答えると、会場からは拍手がわきました。

 神奈川県の女性からは、不破議長と志位委員長が連名で各国政府に届けた書簡について、「返事は来たのか」という質問。市田さんは、いくつかの国から返事がきたことを紹介しながら、書簡を届けた在日大使館との対話で、テロ反対で全部の国が一致したこと、軍事報復に反対した米国の女性民主党議員に多くの激励が届いていること、瀬戸内寂聴さんら、仏教界でも、テロにも報復戦争にも反対する声が広がっていることをあげ、「書簡の精神は、世界と日本の良心をとらえている。この声を広げていこう」とよびかけました。

リストラ反対 どう訴える

 「働きたいみんなのネットワーク」をつくって活動する男性は、失業問題の考え方と対策について質問。群馬県館林市の男性も「会社の業績が落ち、組合も『リストラもしょうがない』との雰囲気。どう訴えていくか」と尋ねました。

 市田さんは、失業問題を考える上で大事な(1)首切りをやめさせ、これ以上失業者を出さない(2)新しい雇用の創出(3)失業者の生活保障―の三つの点から詳しく解明。「労働者が仲間に語りかけ、あきらめず大いに声をあげてほしい。私が党のリストラ反対・雇用を守る闘争本部長に就いたのも、たたかいをおこしていく党の決意の表れ」と語り、大きな拍手を浴びました。

狂牛病対策、食品の安全は

 菓子問屋で働く埼玉の女性は、狂牛病問題について「生産者も消費者も混乱している」とのべ、対策を尋ねました。

 市田さんは、「混乱の最大の要因は政府のずさんさにある。疑わしい牛肉を流通させないこと、肉骨粉の輸入、使用実態の調査や検査結果を公表すること。農家や飲食業者への支援、補償も必要だ」と説明しました。

活動と恋愛 どう両立させる

 会場をわかしたのは、茨城県の二十七歳の男性と市田さんのやりとり。

 青年は「(異性との)出会いが少なく、将来家庭を持つにしても金銭的に不安」として、結婚と活動の両立についても質問。「なかなかむつかしい質問だが...」と受けた市田さんは、党活動と恋愛、結婚を両立させるには"工夫"が必要だと、自分自身の体験も交えてアドバイス。「深い愛情がデートや対話の時間をつくる。給料や首切りの不安なく、安心して男女とも結婚して働ける社会をつくるためにがんばってください」とエールを送ると、笑いと共感、激励の拍手が起きました。

政党助成を被災者に回せば

 山梨の男性は政党助成金について「制度に反対しているのは分かるが、受け取って阪神大震災や三宅島の被災者に送ってはどうか」と質問しました。

 市田さんは、「お気持ちはよく分かるが、支持しない政党に献金を強要する政党助成金を受け取ると、日本共産党が国民の思想信条の自由をふみにじることになり、日本共産党でなくなる」ときっぱり。被災者の生活のために「五十兆円の公共事業や七十兆円の大銀行支援などムダ遣いを削って回す方向へ世論を巻き起こしていこう」。

「親しみが持てました」

 市田さんは最後に、「今日の澄みきった青空のように、日本共産党とみなさんの前途が洋々と開けるようがんばりたい」と結びました。

 長野県諏訪市から泊まりがけできた味沢はなさん(76)は「NHK討論などでもしっかりした受け答えをされている市田さんの人柄が出た企画で、ますます親しみが持てました」と感想を語っていました。